夏山山行:富士登山 プリンスルート山行記

2023年7月17日(月)〜18(火)晴れ
参加者9名(男性4名、女性5名)
コース:
7/17(月) 6:00鈴鹿駅集合→9:35水ヶ塚公園駐車場着→10:40富士宮五号目登山口着→11:20昼食・スタート→13:05宝永山→14:50御殿場ルート七号目→15:50赤岩八号館泊
7/18(火)2:15赤岩八号館発→4:30富士山頂・御来光〜剣ヶ峰・お鉢周り→6:10御殿場ルート山頂・下山開始→7:15赤岩八号館・朝食→10:30御殿場5号目登山口→11:30水ケ塚駐車場着
新東名高速利用で鈴鹿18:10着・解散

 17日鈴鹿駅6時集合。クルマ2台に分乗して新東名高速利用で新富士ICから水ヶ塚公園駐車場に9時40分着。10時発バスにて富士宮五号目登山口に10:40着。
 レストハウスが数年前に火災で焼失した後に簡易休憩施設・売店・トイレができていた。各自持参したお昼を摂食後、高度順化をはかり11:20登山開始。まずは富士山入山協力金1,000円をお渡しして木製の札とマップをいただく。五号目看板前にて集合写真をパチリ。さぁ頑張りましょう。
 まずは富士宮ルートの六号目雲海荘を目指す。やはり三連休の最終日で沢山の登山者が登っている。無事に20分で到着。一服してから宝永山を目指してトラバース道へ。30分で宝永山火口の底まで。そこから宝永山の馬の背を登る砂礫の道がキツイ。汗をカキカキ歩いて何度か休憩しながらも、ようやく馬の背に到達。宝永山もすぐだ。
 宝永山山頂には日時計モニュメントにたくさんの方々が座り込んでいた。あいにくのガスの中で眺めは良くないが、本当なら海まで素晴らしい眺めがある山頂。少し残念だがまずまずの晴天で良かったとしよう。
 暫し休憩の後、八号目の山小屋目指して登山再開。馬の背という宝永山の富士山への尾根道を山頂へ向かうとプリンスルートは御殿場ルートに合流する。御殿場ルートはざれた山道で歩きづらい。頑張って山小屋を目指す。
 宝永山山頂から約2時間半で宿泊予定地の赤岩八号館に到着。足回りについた砂を箒で払って着替えたり休憩して夕食カレー・缶ビールで乾杯!
 食後は夕陽の影富士を見ながら、ゆっくり21時の消灯まで各自自由に過ごす。早くもお休みの方も多かった。今日は三連休の最後の休みですが、8割ぐらいの混雑度。消灯でおやすみなさい。

 2日目は2時半スタート予定が皆さん準備万端で2時過ぎスタート。ヘッデンで足元照らしながら八号目・九号目とまだ暗い山道を一歩づつ登っていく。空気も薄く寝不足気味で朝食前の山歩きは地味にシンドイ。何度も休憩しつつ東の空が明るくなりかけたころ御殿場ルートの山頂に到着。そのまま剣ヶ峰を目指す。
 砂礫で滑りやすい剣ヶ峰直下を登り終えると朝からたくさんの登山者が剣ヶ峰に集まっている。やはり日本一の富士山頂から見るご来光には御利益があるのか、その周りには100人以上の登山たちが神々しい富士山頂からのご来光を一緒に眺めていた。
 剣ヶ峰の山頂石標前で集合写真を撮ってからお鉢巡り開始。左回りで歩いて5分で大沢崩れの上まで。今朝はお天気が良く日本一大きな影富士が見える。山頂から見る大きな日本一の影がとてもくっきりして綺麗だ。
 山頂の火口周りをぐるっと周ると吉田・須走ルートの山頂には登山者が多い。御殿場ルートや富士宮ルート山頂の5倍ぐらい。山小屋も2軒あってお土産や飲食物もあり賑やか。浅間神社奥宮にて御朱印をいただき下山開始。
 下りは早くて赤岩八号館に7時過ぎに着き、ようやく朝食タイム。味噌汁・梅干し・タクアンが美味しかった。皆さん満足顔です。
 さぁ大砂走り目指して下りましょう。七号目を過ぎたら砂混じりの下山道に分かれてきたら大砂走りの開始。大股でぐんぐん下ります。走りに走ります。楽しい大砂走り。長い長い大砂走りでグループの前後が少し離れましたが一本道だからぐんぐん下る。八号目から3時間で御殿場ルートの新五号目山小屋に全員無事到着。富士山頂ではダウンを着込んでいても標高を下げるとだんだん暑くなって、走りに走った五号目は夏本番の暑さ。
 砂まみれの登山靴・スパッツ・ザックを山小屋で借りたハタキで叩き落として、待ちに待ったかき氷タイム!下山後のかき氷はいつでも最高!
 その後バス停まで5分歩いて御殿場ルートの五号目から水ヶ塚公園駐車場までバスで15分で戻る。
 帰り道途中で大型温泉施設で汗を流し昼食を摂った後、新東名高速をひた走り午後6時過ぎ無事鈴鹿に戻って解散。
 楽しい2日間の富士山山行!お天気に恵まれ皆さんありがとう!お疲れ様でした!
 2日間歩行距離16.7キロ 登り標高差1,590m、下り標高差2,529m
※登り登山口は富士宮ルート五号目、下り登山口は御殿場ルート新五号目で標高が違う為、登り下りで標高差あり(N.M記)