県山岳・SC連盟 「山野草観察と外来種駆除」に参加して

令和5年5月20日(土)コース: ミノガ峠~茶野
当山岳会からの参加者 5名 (男性2名・女性3名)

 「永源寺道の駅で集合」し、乗り合わせて林道をミノガ峠まで移動し、峠からは約一時間余りで茶野へ到着。
同行者に、今村悦子さん(「鈴鹿の山・花図鑑」 著者)他
 茶野に到着後、今村さんから駆除するアメリカオニアザミの刈り方を教えて頂いた後、作業に取り掛かる。私は去年に引き続き今年も参加。
 オニアザミは、非常に鋭いトゲがあるので皮手袋をしっかりはめて、よく切れる鎌で地面すれすれに刈り取る。葉っぱ1枚でも残すと、復活していくので注意して根っこを深く傷付けていく。
 作業を始めて直ぐに、辺りが去年とは全然違うことに気が付いた、今村さんも「去年の駆除作業の効果がはっきり出ていますね」と喜ばれた。
 今年は、去年の残りとその先へと、かなり下まで進み、「これ以上は危ないね」というギリギリまで下って駆除が進んだ。
 作業が約2時間でほぼ終わると、まだまだ蕾が固いヤマシャクヤクが去年より株数が多いようにも見えて嬉しかった。昼食後下山しながらも少し刈り取り,ミノガ峠に下山。
 林道を通過中に、参加者の車がパンクするというハプニングがあったものの、無事に外来種駆除作業はは終了した。
 駆除作業に参加して、例会登山ではなくこういう作業の登山も、貴重な在来種保護のために意義があり、他にも外来種は多いので、今後もこういった活動があれば参加したいと思っています。                             (F・N記)