5月例会山行 入道ケ岳(05/29)

山行日:令和4年5月29日(日) 晴れ
目 的:登山道の調査
コース:小岐須大石橋駐車場→大岩谷→イワクラ尾根→頂上→池ケ谷
参加者:会員23名

 登山道の調査も本日で2回目。思いもよらない23名という大人数の参加者があり、地元の山を愛する皆さんの熱意が感じられる。駐車場を8時35分出発。
大岩谷コースは国土地理院の地図に登山道の印は記載されているが他のコースより利用者は少ないように思われる。特に数年前の集中豪雨で大岩谷上部が崩落してイワクラ尾根に取付くことが出来なくなったことも原因の一つと想像する。しかし標高約610m付近で右手に良い形をした尾根(大岩谷左岸尾根)があり、この尾根を登りきるとイワクラ尾根(通報ポイント3番より少しだけ上)の尾根筋に出る。

 イワクラ尾根は急なザレ場や重ね岩(右横の巻道)にはコブ付ロープが設置されて安心感がある。最後の通報ポイント7番の手前の馬酔木の木陰で遠足気分でのお昼(12:00~12:40)タイム。

 さて、下山の池ケ谷登山道は如何なものでしょうか?
通報ポイント10番の標識から歩き始めてすぐに倒木2本、8番過ぎて重なり合った倒木あり。
7番までは谷の左岸側か右岸側か又は中洲をテープやペイントを確認しながら安心して歩く。
7番が過ぎると右岸から左岸に渡渉をして谷から離れ窯跡を見て左上の方に歩を進める。テープの誘導があるも、ちょっと注意したい箇所。

 通報ポイント6番は滝ケ谷への連絡道の分岐で90度に右折しドンドン下りきるとログハウスの避難小屋着。ところが屋根に大きな落石を受け、中は湿気があり使用する気にはならない。
登山者を助けてくれる避難小屋なのにと思う。

 ちょっと気になるのは通報ポイント4番の上の垂直に近い岩壁の下りですが、ここも鎖、ロープの設置で安全に下りる事ができる。

 一番気になる所は通報ポイント3番と2番の間にあるガラガラ谷が崩れこんでいて足元が不安定で落石にも注意をして歩く必要がある。登山道を手入れした跡はあるが又崩れてしまった模様。全員が細心の注意をして無事に通過した。

 あとは倒木が2か所あった。駐車場に15時20分着。         (K.Y記)