庵座の滝と釈迦ケ岳

山行日 2018年4月21日(土) 快晴
  
 釈迦ケ岳へ登ろうと前日に決定。花も佳かろうと御在所岳に行こうと思ったけれど、行けるのは土曜日、駐車場のことを考えるとちょっと心配、それで広い駐車場のある朝明にして、目的の山は登ったことのない釈迦ケ岳とした。
 当日朝、駐車場に着き軽い体操をして、さあ登山届を出そうとしたら、せっかく昨日PCで作りプリントアウトしたのを持参忘れ。それで備え付けの用紙に手書きで記入し投函。出発は7時15分となった。
 コースは庵座の滝経由なので、ゆっくりと歩き出す。1時間ほどで庵座の滝が見えた。さすがに評判通りの立派な滝、滝壺の辺りには若者のグループが10人ほど休憩していた。私は少し滝を見ただけでそのまま通過。
 沢沿いに登って行ったが、沢が二股に分かれるところで、どちらがルートか少し分かりづらい。辺りを見渡し、地形図も出しよく観察すると本流は右から流れていて、直進は支流のようだ。ルートは本流沿いと判断してそちらへ少し行ってみると、トレースもあるし更にペンキマークもありこれでOK。ルートの上に落ち葉がたくさん重なっていて、足跡が見えづらかったせいでわかり辛かったのだ。
 しばらく行くと今度は、立派な2段の滝があり、この滝の右岸のルンゼ状のロープも設置してある岩場を登る。
 この先で沢筋から離れ、ガレた斜面を登りさらにまたロープのある岩場を急登すると、松尾尾根からのルートと合流し、そこが釈迦ケ岳の最高地点だった。ここまでに会った登山者は5人ほどで(その全員にあっさりと追い抜かれて登ってきたが)、割合静かな山域と感じていたが、頂上にはさすがに大勢の登山者がいて、人気の高い山と納得した。
 下山は、県境稜線を猫岳経由羽鳥峰峠までゆっくりと、ミツバツツジや馬酔木の花を見ながら縦走した。その途中から振り返ってみた釈迦ケ岳は、鈴鹿市方面から見る山容と全く違った岩尾根の荒々しい姿を見せていて、山の多彩な表情に驚いた。
 このルートは、きれいな谷川の登り、堂々とした滝もあり、荒々しい岩場登りや足元の不安定なガレ場もあり、さらに県境稜線でのゆったりとした登り下りを楽しめる、大変変化に富んだよいルートだったと思いました。   (記 水上義人)